ホウビカンジュ①
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Nephrolepis biserrata
ネフロレピス ビセラータ
とても長い葉を垂らすようにして生育する姿が特徴的な、常緑性の種です。ホウビカンジュは漢字で「鳳尾貫衆」と書き、「貫衆」はヤブソテツというシダ植物を意味する漢名です。
こうしたことから、ホウビカンジュは、鳳凰の尾のようなシダ植物、という意味合いがあります。
日本では、沖縄などで自生しており、樹木や岩、特に石灰岩に着生することが多いと言えます。葉は全体で数十cmあり、長いものでは2mほどになるものもあり、とても細長いことが大きな特徴です。
それだけ長い葉を持つため、羽片の数も多く、また、羽片はやや丸みを帯びて細長いですが、タマシダと比較すると羽片の先端は尖った印象があります。
加えて、ホウビカンジュの葉は、タマシダと同様に単羽状複葉です。
タマシダに似ていますが、はるかに大形です。
室内ハンギングにもおすすめですが、大きな鉢に植え替えて育てるとその圧巻の存在感です。
【学 名】Nephrolepis biserrata
【科属名】タマシダ科タマシダ属の常緑性シダ類
【分 類】常緑羊歯植物
【草 丈】60~200m
【耐寒性】弱
【耐暑性】弱
【日 照】明るい日陰
【原産地】日本、トラカラ列島~世界の熱帯地域
※鉢付き。1点ものとして写真の植物をお届けいたします。
写真6/9撮影。